見よ、わたしが進んでも、彼を見ない。 退いても、彼を認めることができない。
見よ、わたしが進んでも、彼を見ない。退いても、彼を認めることができない。
ところが、いくら神を探してもむだなのだ。 あちこち尋ねても見つからない。
だが、東に行ってもその方はおられず 西に行っても見定められない。
左の方に尋ねても、会うことができない。 右の方に向かっても、見ることができない。
彼が黙っておられるとき、 だれが非難することができようか。 彼が顔を隠されるとき、 だれが彼を見ることができようか。 一国の上にも、一人の上にも同様だ。
あなたが彼を見ないと言う時はなおさらだ。 さばきは神の前にある。 あなたは彼を待つべきである。
見よ、彼がわたしのかたわらを通られても、 わたしは彼を見ない。 彼は進み行かれるが、わたしは彼を認めない。
主よ、なにゆえ遠く離れて 立たれるのですか。 なにゆえ悩みの時に身を隠されるのですか。
あなたは後から、前からわたしを囲み、 わたしの上にみ手をおかれます。
イスラエルの神、救主よ、 まことに、あなたは ご自分を隠しておられる神である。
神はただひとり不死を保ち、近づきがたい光の中に住み、人間の中でだれも見た者がなく、見ることもできないかたである。ほまれと永遠の支配とが、神にあるように、アァメン。